2011年09月30日

「父さんへの手紙」早川義夫

歌は歌のないところから聴こえてくる

僕にとっての、この一曲

聴く度に不思議と涙が溢れます。


20代の頃、早川義夫さんのライブには何度も足を運びました。
早川さんの著書「ラブゼネレーション」はバイブルでした。
いつも独りで座って耳を傾けるのが好きでした。

とても恥ずかしそうに、でも正直に音楽を紡ぎだす早川さんは真のパンクロッカーだと思います。




- 早川義夫さんについて -
私が早川さんの音楽を知ったのは確か、NHK音楽番組での演奏した。
ちょうど早川さんがソロとして音楽の世界に戻ってこられた時だと記憶しています。
ピアノの弾き語りをするその指先は震え、緊張感はブラウン管を通して伝わってきました。それでも震える声は力強く、私は画面に釘付けになりました。その演奏に感銘を受けて以来、早川さんのファンです。

グループサウンズ全盛期60年代後半、早川さんは「ジャックス」のメンバーとして活動。
そのあまりに陰鬱でサイケデリックなサウンドは当時の日本では受け入れられなかったそうです。痙攣したようなファズギターにドロドロのサウンド、心の闇を吐き出すようなヴォーカル、90年代になって初めてジャックスの1stアルバムを聴いた時、稲妻に撃たれたような感覚を覚えたのが忘れられない。「こんなにカッコいいバンドが日本に存在したんだ!」当時、ドアーズ、イギーポップなんかを愛聴していた私は直ぐにジャックスの虜になったのでした。

バンド解散後、若くして早川さんは本屋さんに転身され、その後長い間、音楽活動を一切していなかったそうです。「歌は歌のないところから聴こえてくる」早川さんはきっと本屋をされている間もずっと音楽を紡いでおられたのだと思えるのです。。

私はジャックス時代の早川さんも好きですが、ソロになってから現在の、剥き出しな感じの歌が好きです。飾りの無い分、時に痛々しくも思えるけれど、それでもとても好きなのです。

ディス イズ パンク!!!!

ほんまカッコええなぁ◎

歌は歌のないところから聴こえてくる
早川義夫
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61MSqbFhGKL._SL500_.jpg文庫:ラブ・ゼネレーション (ROCK文庫)

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追記:
ファンだとか、現在の早川さんが好きだとか言っておいて、お恥ずかしいのですが、そういえば近年の情報を知らんなぁと思い検索してみたところ、精力的にライブされているんですね。
京都に来られるみたいなので行ってみようかしらん。

早川さんのホームページはこちら

新しい著書『いやらしさは美しさ』も出版されているみたいなので是非読んでみたいと思います。

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posted by ito at 17:36| Comment(0) | 音楽日記

2011年09月22日

トンデモ映画『猿の惑星』(2001)ティム・バートン版

映画の予告編を観て以来、公開のせまる「猿の惑星 - ジェネシス」が気になっている。

幼少の頃、テレビ放映で観た「猿の惑星」(1968年)は強烈に印象に残っている作品のひとつだ。記憶は朧げながら、良く出来た映画だった印象がある。。
今観ても面白いのだろうか・・・いや、きっと面白いに違いない。

そういえば2001年頃にティムバートン版の「猿の惑星」ってのがあったなぁと思い出し、先日DVD鑑賞した。今回初見であり大きな期待も抱きつつの鑑賞。
以下にその感想を書いてみる。


1968年版のリメイクだと思って見始めると、まるで違う導入部に期待は益々高まった。おお!お猿さんの宇宙遊泳じゃないか!うほほっ

宇宙での危険な任務に、人間の科学技術で若干脳みその良くなったチンパンジーが1人乗り小型宇宙船で出発。。なんだか切ない。偉いぞお猿さん!グッジョブ!

そして・・・程なく遭難。。

さっきまでお猿さんを小馬鹿にしていた主人公、いきなり責任感全開で救出に出発。やっぱり遭難。。どこかの惑星に不時着。。

んん?なんだこの、とって付けたみたいな主人公の正義感は・・・
主人公の個性に違和感を覚え、感情移入できぬまま、猿の惑星に降り立った。

そこはお猿さん達が人間より上位に君臨する惑星。。人間狩りにより捕獲された主人公は敢え無く檻の中へ。。

ここでも違和感が。檻の中に入れられた人間達は言葉を喋りとても知能が高く、文明度もかなり発達しているように見受けられた。勿論、猿(猿人)達は高い知能を備え、言葉を喋っている。腕力にものを言わせて人間を支配したのだろうか?

1968年版「猿の惑星」では、人間の知能は低下し、代わって猿人が高度に進化して支配体系を築いている。長い歴史背景を想像せずにはいられない。そこが面白いところだと思うのだが、バートン版ではそうした歴史背景は想像できない。

もうひとつ残念だったのが、猿人達がとても人間っぽいことだ。
SFX技術、CG技術は優れてはいる。見た目は昔のものより遥かにリアルだ。
しかし、優れたCG技術に頼り過ぎた感が否めない。猿っぽい演技といえば「キーキー」喚いてみたり、「ウホウホッ」ってなぐらい。ワイヤーアクションで高くジャンプしてみたりと貧困な発想力。。もうちょっとリアルを追求する為の研究をしたほうが良かったんじゃないかと思ってしまう。

きっと68年当時は、特殊メイク技術がショボかった分、ストーリー展開、リアルなアクションや個性に関しては相当情熱を持って研究したんじゃないかな。

なお、このバートン版、この後オチに至るまでまだまだツッコミどころ満載で、「俺つっこめる映画が観たいよ〜」てな人にはオススメ出来るかも知れません。

猿女とブロンド女、主人公の恋の三角関係なんか面白いんじゃないかな。
確実に「どないやねん!」「何でやねん!」て言えます。

映画鑑賞中、終始「この監督はこの映画で何がやりたいんや?」って疑問が消えなかったのですが、オチに至り、やっとわかりました。「あ〜この監督はこのオチが撮りたかった為にこの映画を作ったんだなぁ」と。

しかしながら「猿の惑星」68年版のオチが強烈なインパクトを残してしまっている為か、残念ながら僕にはバートン版のオチは響きませんでした。

てな訳で「猿の惑星:ティムバートン」、我家では勝手に「トンデモ映画認定」☆☆☆☆☆です。

ひょっとして・・・「この映画が評価されるようなら人間の知能は猿並みだぜ!世界中で大ヒットするならこの星は猿の惑星だぜ!ヒヒヒッ」って悪意を持って制作された映画だったとしたら、バートン先生、悪趣味過ぎますぜ・・・おお怖っ!

「猿の惑星 ジェネシス」の公開を記念してシリーズDVDが発売されているみたいですね。
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タグ:映画
posted by ito at 18:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画レビュー

2011年09月14日

歯医者さんテリブル

非常に痛みに弱い私です。

8月の激務の為か、ストレスか、9月初頭より歯が痛いのでテンションはダダ下がり。上顎の痛みは頬骨にまで染み渡り暗黒面に心が沈みがちになっております。

歯科医に通っておるのですが、痛む箇所を的確に医師に伝える事に失敗し、痛みの軽い歯からの治療が始まってしまいました。コミュニケーションブレイクダウン!

後になって「痛いのはそこじゃないんだけど・・・」と思っておる自分は、言葉による意思伝達能力に欠けておるのだろうか。。

「必死に伝えようとすればする程伝わらない」・・そういや、そんな切ない歌詞が世間には沢山溢れている。きっとあれは全部歯医者さんの歌なんだ。うーむ、共感いたしますです、ハイ。

意外な事に私、他人の話を理解する能力は備えておるようなので、今後はこちらからの意思伝達能力の方を鍛える事を目標に頑張ってまいります!

しっかし歯医者さん怖いよな〜
チュイーンチュイーンて音響が怖い。カッコええノイズやと思おうとしたけど無理だったぜ、ちきしょー!
posted by ito at 14:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記